ガイド
連絡先
Sonnyは、顧客がチャットやメールを送ったり、こちらからメッセージを受け取ったりするたびに、連絡先リストを作成していきます。Webサイトや連携サービスから連絡先を作成することもできます。
連絡先が作成される仕組み
連絡先ページには、専用の「連絡先を追加」ボタンはありません。顧客がどこから来たかに合わせた方法を使います。
- ライブチャット
- 訪問者がチャットウィジェットで名前とメールアドレスを入力すると、連絡先が自動で作成されます。そのメールアドレスの連絡先がすでにある場合は、名前が更新されます。
- 受信メール
- 転送先アドレスにメールが届くと、Sonnyは送信者のメールアドレスと名前で連絡先を自動で作成します。送信者がすでに連絡先にある場合は、既存の記録が使われます。
- 新しい会話
- 受信トレイで「新しい会話」を選択し、「差出人」でチャネルを選んでから「宛先」を開きます。メールアドレスを完全に入力し、「新しいメールアドレスを使用」を選びます。メッセージを送信すると、Sonnyが連絡先とメールの会話を同時に作成します。
- 訪問者の識別
- Webサイトがウィジェットの APIでログイン中の訪問者を識別すると、Sonnyはその連絡先を作成または更新し、その訪問者のセッションの会話を紐づけます。
- 公開API
- RESTとMCPでは、連絡先の作成、型付きカスタムフィールドの設定、フィールドの値による完全一致の絞り込み、チャネルごとの顧客メモリーの管理ができます。スコープと例は公開APIガイドをご覧ください。
連絡先のフィールド
各連絡先には、次のフィールドがあります。編集可能なフィールドは、連絡先の詳細ページから変更できます。
- メール読み取り専用
- 連絡先のメールアドレスです。連絡先の作成時に自動で設定されます。ワークスペース内で一意で、同じワークスペースの2つの連絡先が同じメールアドレスを持つことはできません。
- 名前編集可能
- 連絡先の表示名です。チャットやメールから自動で設定され、連絡先の詳細ページから手動で編集できます。
- チャネル読み取り専用
- 連絡先が最初に作成されたチャネルです。連絡先の一覧と連絡先ページには、顧客向けのチャネル名が表示されます。自動で設定され、変更できません。
- メモ編集可能
- 連絡先についての自由記述の社内メモです。チームにだけ表示され、連絡先本人には表示されません。アカウントの詳細や特別な指示などの情報に使います。
- タグ編集可能
- ワークスペース全体で共有される色分けされたラベルです。タグは会話にも付けられます。種類、優先度など、チームに合ったグループで連絡先を分類するのに使います。
- カスタムフィールド編集可能
- 設定 > カスタムフィールドで自分で定義する追加のフィールドです(テキスト、数値、URL、日付、選択肢)。値は連絡先ページで編集したり、RESTやMCPで設定したり、チャットウィジェットを通じてWebサイトから入力したりできます。自動で更新された値には、最終更新時刻とともに小さな「SDK」マークが表示されます。
連絡先でできること
- 検索と並べ替え
- 連絡先の一覧から、名前やメールアドレスで検索できます。名前、メールアドレス、チャネル、作成日で、昇順または降順に並べ替えられます。
- タグ
- 連絡先に色分けされたタグを付けて整理できます。タグはワークスペース全体で使え、会話とも共有されます。タグの追加や削除は、連絡先の詳細ページから行います。
- 連絡先を統合
- 重複した連絡先をひとつに統合できます。メインの連絡先と、統合する1つ以上のサブの連絡先を選びます。サブの連絡先の会話はすべてメインの連絡先に移動し、サブの連絡先はアーカイブされます。
- 柔軟な作成方法
- 連絡先は、チャット、受信メール、こちらから始めた新しい会話、訪問者の識別、公開APIから作成されます。連絡先ページに専用の「連絡先を追加」ボタンはありません。
連絡先を更新・統合する
連絡先 を開いて連絡先を選択します。名前やメモを編集し、保存 を選択します。
タグは追加・削除した時点で保存されます。カスタムフィールドは、値を選ぶか、Enterを押すか、フィールドから離れると保存されます。連携サービスからも、プロパティのIDまたは名前を指定し、フィールドの種類に応じた検証のもとで設定できます。
APIで書き込まれたフィールドの値にはAPIの出所情報が付き、認証済み顧客のルールのもとでCo-Pilotや自動応答に活用されます。通常の手動入力による社内向けの値は対象外です。顧客メモリーは、RESTやMCPで連絡先とチャネルごとに読み取り、保存、削除できます。
重複をまとめるには、統合 を選択します。連絡先を統合 ダイアログで統合する連絡先を検索して選び、確定します。会話は残した連絡先に移動し、重複した連絡先はアーカイブされます。
アーカイブと完全な削除(GDPR)
アーカイブ すると、連絡先は非表示になりますが、会話の履歴は残ります。統合された重複はアーカイブされ、連携サービスも公開APIで連絡先をアーカイブできます。
完全に削除 すると、その人のデータが消去されます。GDPRの消去権に基づく依頼など、顧客からデータの削除を求められたときに使います。連絡先を開いて 完全に削除 を選択します。ダイアログに削除される会話の数が表示され、確認のために連絡先のメールアドレスを入力します。この操作は元に戻せません。
Sonnyが削除するもの:
- 連絡先と、そのタグ、カスタムフィールド、顧客メモリー
- その人とのすべての会話(ゴミ箱内のものを含む)と、すべてのメッセージ、社内メモ、添付ファイル、保存されたファイル
- その人の顧客満足度の評価、ライブ訪問者での閲覧履歴、その人の会話に関する通知
- 連携用に保持されているコピー(メッセージ本文を含む保存済みのWebhookペイロードなど)と、その人のメッセージから学習したAIメモリー
Sonnyが残すもの:
- バウンス、苦情、ブロック済み送信者のリストにあるその人のメールアドレス(本人の意思に反して連絡しないため)
- 連絡先が削除されたこと、誰が削除したか、削除された会話、メッセージ、添付ファイルの数を記録する監査ログ1件(名前やメールアドレスは含みません)
- レポートとAI利用状況の合計値、そしてチームが作成したナレッジ(ヘルプ記事や自分で追加したチャネルのメモリー)
連絡先を完全に削除できるのは、オーナーと管理者だけです。連携サービスでも、erase_contact MCPツールまたは POST /api/v1/contacts/{contactId}/erase で同じ操作ができ、contact.erased Webhookが送信されるため、接続されたシステムも自身のコピーを削除できます。
連絡先と会話
すべての会話は(メールアドレスが提供されると)連絡先に紐づきます。連絡先の詳細ページでは、ステータス、チャネル、担当者、最後のメッセージを含め、その人のすべての会話を確認できます。会話をクリックすると、受信トレイのその会話に直接移動します。
連絡先には 労力スコア も表示されます。これは、その顧客が最近どれだけ手間をかけなければならなかったかをSonnyが推定したもの(低、中、高、深刻)です。連絡の頻度、返信の速さ、会話が再オープンされたり担当がたらい回しにされたりしたかなどのシグナルに基づいています。スコアが高い場合は、より丁寧な対応を心がけるサインです。